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アジア中東旅行・日常生活などに関する手記であります。今は資金集めのために、日本で充電してます。


by aciktim
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<   2005年 09月 ( 15 )   > この月の画像一覧

 朝早くに目を覚ます。いよいよ今日でバリ滞在も最終日か、と思うと気が重くなるが仕方ない。物事には始まりと終わりが存在するのだ。シャワーを浴びてさっぱりしてから、朝飯を食べに行く。思えば日本ではパンも果物も滅多に食べなかったが、こちらに来てからは毎日のように食べている。いいことだ、日本に帰っても食べてみよう。

 最後の美味しい朝飯を食べてから、荷造りを始める。今回は25リットルのリュックで来ていたので(いつもは65リットル)、気合をいれないと全て入らないのだ。軽く汗を流しながら何とか終了。

 さて、時計を見ると11時くらい。そろそろ行こうと、keke home stayに最後のあいさつ。昨夜話をした台湾人にも別れを告げ、後ろ髪引かれる思いで出発。どうもありがとうkeke。お世話になりました。
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 お金も時間も少しあったので、ちょっとマクドナルドでも行ってみよう、ということになり10分くらい歩いてマック到着。ここはヒンドゥーだが牛も平気で食べるので、メニューも日本とほとんど同じ。ちなみにチキンバーガーセット、21000ルピア(≒240円)、ソフトクリーム2000ルピア(≒20円)。


 さらに微妙に(邦貨で500円ほど。日本ではほとんど何も買えないが、こちらではそれなりのものが買うことが出来る)金が余ったので、蛙の木彫りの人形と木琴のような楽器を買う。これで思い残すことはない。流しのベモを拾って空港へ向かう。この時間は郷愁たっぷりで、毎回切なくなってしまう。外の何でもない風景が、妙に愛おしい風景に変わるのだ。

 100000ルピア(≒1100円)もの空港使用料を払いバリを後にする、さらばバリ。4時間ほど本を読んだり機内食をもりもり食べたりしているうちに、香港に到着する。

 香港は1年ぶりなので(去年雲南省へ行くときに一泊したのだ)、空港からネイザンロードへ行くバスにすんなり乗ることができ(HK$33(≒500円))、1時間近く走ると九龍エリアの中心部に到着。さっそく重慶マンションまで歩き、適当な宿を見つけてチェックイン。1泊1人HK$75(≒1100円)。インドネシアに比べれば高いが、まぁ香港としては安い方だろう。

 時間はもう22時を過ぎていたか、折角だから100万ドルの夜景を見に行くことに。てくてく歩いて到着。相変わらずここは「国際都市」や「カオス」といった肩書きがあう町だなぁ、とつくづく思う。色々な肌を持つ人たちが、ここで日常を送っていてそれがサマになっているのだ。20分くらい眺めてから、宿に帰って青島ビールを飲む。明日はいよいよ日本だ。

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by aciktim | 2005-09-30 21:50 |  -印度尼西亞 Indonesia
 7時ころ、筋肉痛で目を覚ます。いい加減治らないものか。僕は起きたらすぐに腹が減る構造になっているので早速朝飯を食べに行く。昨日と同じ。美味しい。

 飯を食い終わってコーヒーを飲んでいると、同行者と「今日は実質バリ最終日になるし(明日の昼に香港へ飛ぶのだ)、折角だからクタというバリ一の観光ビーチに行ってみよう」ということになる。宿でのんびりした後、メインロードでベモを拾って(10000ルピア(≒110円))クタへ向かう。走ること30分、無事にクタ到着。

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 「ここがクタのセンターだよ」と運転手のおっちゃんが言って車を停める。なるほど、いるわあるわ土産物屋や代理店の客引き。やはりサヌールに比べるとツーリスティックである。それからジャランジャランして、土産物や靴なんか(←どうせ買わないのに)を物色する。


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 空腹を感じてその辺をプラプラ歩いていると、何やらフードコートのようなものを発見。早速中に入り、色んな店のメニューを検討する。ごく普通のインドネシア料理もあれば(ナシゴレンとか)、中華料理っぽいものもある。僕はその時脂っこいものを食べたい気分であったので、注文したのがコレ。店のおばちゃんにフリーでゴハンもつけて、って頼んだらOK。ありがとうおばちゃん。ちなみに20000ルピア(≒220円)。

 それからバリで初めてデパートのようなところに行き、冷やかして歩く。地下には本屋もあり覗いてみると、安部公房の『箱男』の英語版を発見。友達にあげるために一冊購入。ちなみに15000ルピア(≒160円)。それからMarlboro Lightsのカートンも買う。1カートン77000ルピア(≒850円)。

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 同行者の買い物も終わり(何故か彼女はここバリで「Made in Nepal」のチベットっぽい服を買ってご満悦だった)、ビーチへ行く。ここクタのビーチはサーファー達には有名な地であるらしく、サーファー達は楽しそうである。サーファーと縁のない我々が海を見てボケーッとしていると、ある色の黒いおばちゃんが「わたしサユリよ」と話しかけてくる。そこでサユリと10分くらい世間話をしてから、ベモに乗ってサヌールへ帰る。
 
 
 サヌールに帰るともう18時ころ。早速昨日の予定通り海沿いのレストランへ向かう。とりあえず一軒一軒値段をチラチラ見ながら歩くが、何軒か見ているとどこも大して変わらないことに気付き、適当に目星をつけて一軒のレストランに入る。最後のビンタンビールと他もろもろを頼む。
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 味オンチな僕としては、正直屋台の方がおいしかった気がした(笑)。しかしロケーションはよくて大満足。これで思い残すことはない。いよいよ明日でバリ島ともお別れだ。
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by aciktim | 2005-09-29 21:41 |  -印度尼西亞 Indonesia
 目覚まし時計のジリジリという不快な音で何とか目を覚ます。筋肉痛は治る気配がない。やっとの思いで身体を起こし、時計を見ると5時半。同行者を誘ってみるが「別にいいや」とつれない返事。さてはて、朝日を見にいこうかね。

 痛む全身をおさえながら歩くこと15分でビーチに到着。そこには一日の始まりを告げる荘厳な朝日がサンサンと輝いていた。北の方にはうっすらとアグン山も見える(昼間は見えない)。ビーチ沿いに座っていると、西洋人がジョギングをしている様子がやたらと目につく。とても爽やかそうに見えて、一緒になって走ろうかと思ったが、現在の僕の肉体年齢は推定60歳(歩くことさえきついのだ)。諦めて座って風景を楽しむ。
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 宿に戻り、朝飯を食う。卵焼きとトーストとコーヒー、さらにバナナとパイナップル。相変わらず美味しい。果物もすっかり平気になったようで、同行者の目を盗んでさりげなく奪うほどに成長。満腹になったので部屋で勉強する。今日こそはしっかりやらなければ。かりかりかり・・。

 11時ころ、あっさり暑さに負けて海へ行くことに(笑)。微妙にお金も余っていたため、贅沢してデッキチェアーを借りてしまおう、という案が浮上し(今までは布を敷いて我慢していた)早速借りる。一日30000ルピア(≒330円)。

 イスに座ると気分が大きくなり、早速サークルKに行ってビンタンビールの大瓶を購入する。うまいうまい。あっという間に無くなってしまったため、更にもう一本買う。うまいうまい。

 そんなこんなで時計を見ると3時過ぎになっていたため、充分30000ルピアの元は取っただろう、という結論に達して宿に戻る。我ながら黒くなったものだ。ファンで涼みながら勉強を続ける。

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 勉強をしていると気が付いたら夕飯時になっており、屋台エリアへ向かう。まずBakso(汁ありつみれ入り麺)屋のおじさんのダンディーさに惹かれ(左写真)、とりあえず一杯(4000ルピア)食べる。エナッ(=おいしい)。しかし今回の旅行で胃が大きくなった我々はこれだけでは満足せず、さらにまだ行っていないNasi Champul屋さんへも行く。ここもエナッ。一皿6000ルピア。

 満足して宿に戻る途中で、「最後くらいビーチ沿いのレストランへ行こう」という案が浮上し、明日ビーチ沿いのレストランへ行くことが決定する。ふふん。
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by aciktim | 2005-09-27 14:42 |  -印度尼西亞 Indonesia
 夜中に目を覚ますが、時計を見るとまだ2時のためニ度寝する。次に目を覚ましたのは8時。激しい空腹を感じたため早速ベッドから体を起こそうとするが、何やら身体に異変を感じる。全身が痛いのだ。しかしいつまでもベッドで寝ているわけにはいかないため、のそのそと起きる。朝飯を食べて、簡単に土産を買いに行くことに。

 まず近くの代理店へ行き、サヌール行きのシャトルバスを予約。1人25000ルピア(≒280円)。それからジャランジャランしながら店を冷やかしていると、一枚の絵に目を奪われる。絵を買うとしたらウブド、と決めていたので早速値段交渉。250000ルピア(≒2800円)を120000ルピア(≒1400円)にして購入。なかなか前衛的(でいいのかな?)でお気に入り。そんなこんなでシャトルバスの時間が迫ってきたので、宿のお兄さんに別れを告げてバスに乗り込む。

 1時間あまり長閑な田園地帯を走り、サヌール到着。バスが着いたところはやや中心部から外れていたため、ビーチ沿いを南へ歩く。以前泊まっていたkekeへ向かうつもりだ。途中で以前も来たことのあるレストランに立ち寄り、ミーゴレン・プレインライス・ビールのゴールデンセットを犬のように食べる。朝飯少なかったしなぁ。

 レストランから10分あまり歩いてkekeに到着。早速チェックインする。部屋でのんびりした後、お金が底をついていた為早速両替へ行く。近くのスーパーにも立ち寄り、日本でナシゴレン等を食べたくなったときのために、インスタント食材をたくさん買い込む。たくさん買っても50000ルピア(≒550円)。買い物を終えると荷物が増えたのと筋肉痛が激しいので、宿に逃げ帰りまた休憩。今回持ってきてもうすぐ読み終わりそうな、トーマスマンの『トニオ・クレーゲル』を読む。

 18時ころ、お腹が空いてきたため(何もしていなくても腹は減る)以前通っていた屋台エリアへ向かう。サテとゴハン、ビンタンビールを食べて飲んで幸せな気分に浸る。高田渡氏の唄を歌いながら宿に戻り、ビールを飲みながら21時ころ絵を描いて寝る。筋肉痛は治まる気配がない。

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by aciktim | 2005-09-25 23:05 |  -印度尼西亞 Indonesia
 外は満天の星。このような星の群れを見るのは初めてで、これを見ることが出来ただけでも登山に挑戦した価値があるというもの。0:00、登山開始。

 アグン山登山にはブサキ寺院から目指すルートと、パサールアグン寺から目指すルートの二つがある。代理店で聞いた話だと、ブサキ寺院から行くと6時間で頂上まで行くことが出来て、パサールアグン寺から登ると3時間半で頂上に近いところ?まで登ることが出来るとのこと。我々は日頃の運動不足を棚に上げ、何とかなるだろうとブサキ寺院から目指すことにした。ブサキ寺院の標高は約900M。目指す頂上までは2200Mの道のり。

 ブサキ寺院から100Mくらい上がったところにある寺に到着する。これより上に寺は無いということで、ここで祈りを捧げることに。アグン山はバリ島の中では神として崇められているので、寺で山の神に登山許可をいただかなくてはならないのだ。花と米を神に捧げ、3人並んで熱心に祈る。これでいよいよ本格的に登山開始だ。

 山中はもちろん真っ暗のため、懐中電灯で足場をしっかり見て登らないと非常に危険である。基本的に登山用の山ではないため、柵などはもちろん無いのだ。足場に気をつけながら山中を登ること20分余り、砂利にずるずる滑る我々を見てガイドのカキさんがその辺の木を切り取って杖を作ってくれる。ありがとうカキさん。またぐいぐいと登っていく。

 1:00ころに最初の休憩。タバコを吸ったり水を飲んだりして疲れをとる。ネズミがチューチュー鳴いている。10分もすると汗が冷えてきたため、また出発する。

 この辺りから勾配がきつい箇所が続き、4本の手足をフル稼働させて登る。ここまでは3人共ほぼ同じペースで登っていたのだが、1:30ころから同行者のペースが落ちる。無理もない、彼女はその日生理だったのだ。ゼイゼイ言う彼女のペースに合わせながら、休憩を挟んでひたすら登る。
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 何とか登ることが出来る道を進むこと4時間半、ついに森林地帯を出る。この時点で約2100M。気温も下がってきたため、リュックからトレーナーを出して着る。するとカキさんがその辺の木を集めてきてくれて、焚き火をしてくれることに。冷えた身体には何より暖かいプレゼントだ。燃え盛る火を見ながら気合いを入れ直す。ここから先は岩場を登っていくのだ。

 ガイドのカキさん曰く、アグン山には便宜上3つの頂上が存在するとのこと。一つ目は約2600Mの地点で、二つ目は約2900Mの地点、そして頂上の3100M地点。

 5:00、岩場を登り始める。今までよりも勾配が激しいが、滑る要素が無いため登りやすい。ゆったりと1時間くらい登り、一つ目の頂上(2600M)に到着。空はうっすらと明るくなってきて、懐中電灯がいらなくなる。よしよし。

 さらに激しい勾配を30分くらい登って休憩している(2800M)と突然悲劇が起こる。彼女が「寒い」と言った途端に痙攣しだしたのだ。カキさんがその様子をみて、急いでバナナの葉にくるんだ花と米を出して祈り始める。とりあえず僕も一緒に祈ってから、彼女に無理矢理水を飲ませる。しかし彼女は痙攣したままだ。カキさんはこのような事態は想定していなかったらしく、救急道具を持っていないらしい。仕方なくさらにビスケットなどを食べさせていると、山の上からヒーローが降りてくる。(この時は本当にヒーローに見えたなぁ)ドイツ人の登山グループだ。
 
 彼らに事情を説明すると、彼らについているガイドさんが体を暖めるオイルを持っているとのことで急いで塗ってもらう。そのオイルの効果はすさまじく、あっという間に彼女が意識を取り戻す。もう大丈夫だ。よかったよかった。いやはや、本当によかった。

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 当然これ以上登る事は危険と判断し、焚き火でコーヒーを沸かして飲み、その辺の写真をパチパチ撮ってから下山開始。登る時からうすうす気が付いてはいたが、冷静になって改めて回りを見ると、果てしなく恐い。こんなもん転んだら即死ではないか(稀に本当に死者が出るらしい)。高所恐怖症の僕としては泣きそうになりなるが、ここにいても仕方ないので何とか降りる。
                 
         こんな感じです。もう嫌でしょう(笑)→

 
 下りはなかなか楽しい、なんて思っていたのは岩場を降りていたときだけ。森林地帯に入った途端、足の裏の筋肉がすぐに痛くなる。なんて情けないんだ我が足よ。日頃の運動不足を呪いながら降りること5時間、ブサキ寺院到着。

 ガイドのカキさんに礼を言い、用意してあった車に乗り込む。疲労困憊のためすぐに眠りこけ、起きたらウブドであった。何はともあれビールビール、と叫びつつ近くの商店でビールとお菓子を買って飲む。登頂が出来なかった悔しさと、何はともあれ無事に帰って来ることが出来た充実感とが交じり合って複雑な味。17時過ぎにちょっと寝るつもりが、翌日の朝まで寝てしまった。

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 追記:それにしても彼女が痙攣したときのガイドのカキさんの対応(マッサージをするとか水を飲ますとかではなくて、真っ先に祈りをした)が印象的だった。あの時は神を感じました。

 追記2:後で聞くと、彼女は登山中のきついとき、心の中でアグン山を冒涜していたらしい。これでバチがあたったのかな?バカですね(笑)。

 追記3:後でバリ関係の本を読んでいたら、ブサキ寺院には生理中の女性は入ってはいけない、という文章があった。むむむ。 

アグン山の写真はこちら
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by aciktim | 2005-09-24 15:50 |  -印度尼西亞 Indonesia
 ウブド3日目。昨日と同じ朝飯を完食する。今日はバリ一の景勝地として知られるキンタマニ(え~・・さらりと流すことにします(笑))つもりだ。早速モンキーフォレスト通りでシャトルバスを探すが、予想以上に高いしあまり自由な時間も取れないだろう、という判断を下して宿に戻り、タクシー業も兼ねているという気の弱そうなお兄さんと値段交渉。
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 交渉の末2人で300000ルピアを、やや高いが1人100000ルピアにして出発。目指すはペネロカン。30分くらい走るとお兄さんが車を停めてくれる。降りてみるとそこにはライステラスが拡がっていた。ライステラスは中国の元陽で見て以来だ。自然と人間の融合。20分くらいボケーっと贅沢な風景を堪能してから、目的地であるペネロカンへ向かう。


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 更に1時間くらい走ってペネロカンに到着。ペネロカンは北にバトゥール山やバトゥール湖、東にアグン山を望むことが出来るスポットである。

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 早速ペネロカンからクディサンまで散歩してみることに。散歩の途中ふと歩を止めて、周りの風景を見回してみると絶景は絶えずそこにある。

 1時間余りの散歩を愉しんだ後、この付近では有名な寺、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院へ行く。10分くらい走って無事到着。すると車から降りるや否や、おばあちゃんたちに囲まれる。ナンダナンダ?と思っていると、おばあちゃん達は布をひらひらさせながら、「布持ってるかい?え~!」と勝ち誇って言ってくる。ふふん、もう予習済みなのだよおばあちゃん。早速かばんから布を取り出し、「バリの寺で布を巻くのは常識なのだよ」という顔をしながら巻く。するとおばあちゃん、一度は悔しそうな顔をしながらも、「頭に巻く布はないのかい?え~!」と更にたたみ掛けてくる。迂闊にも僕は一瞬ひるんでしまった。この時点で勝負あり。2000ルピアで借りる。
 この寺はバトゥール湖の守護神を祀ってあるとのこと。1926年のバトゥール山の大噴火によって場所を移したらしい。ふむふむ。
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 今日の夜22時にこの宿を出てアグン山の登山口まで行く、という予定であったので仮眠をとる。17時ころにのそのそ起きだして、飯を食いにいく。ナシゴレンとイカのサテとビンタンビール、美味い。その後22時までごろごろして、迎えに来た車に乗る。
 その運転手は年の瀬は25くらいで、体型もがっしりとした男前。聞けば過去何回もアグン山にチャレンジしているとのこと。彼は運転の途中、「おれは今まで20回くらいアグン山登頂を目指したけれど、まだ2回しか登頂は達成していない」なんてことを突然言い出す。それを聞いた途端に我々貧弱2人は不安になった。この4,5年ろくに運動もしていない僕なんかが果たして登る事が出来るのだろうか?やれやれ、まぁ何とかなるだろう。

 飛ばしまくる車は12時前にブサキ寺院前に到着。そこでガイドを紹介してもらう。35歳のカキさんだ。男前で頼りになる感じでひとまず安心。さて、一丁登りましょーか!!


  この時の3人に、7時間後に起こる事態を予想出来るはずもなかった・・・。
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by aciktim | 2005-09-19 22:48 |  -印度尼西亞 Indonesia
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 自然と7時過ぎに目が覚める。外は今日も晴れていて嬉しいかぎり。思えばまだ一日も雨はおろか曇りのどんよりした日もない。良い時期に来たなぁ、とほくそ笑んでいると、宿のおにいさんが朝ごはんを持ってきてくれる。卵焼きとトーストしたパンとバナナとパイナップル。インドネシアに来てから今まで毎日果物を食べてきたため、抵抗感はなくなりおいしく食べる。さてさて、今日は猿にでも会いにいくか。
(←Weniのバンガローの玄関。細かい装飾がなされてました)



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 宿の近くで自転車を借りて(一日20000ルピア)、早速メインロードの名前にもなっている「モンキーフォレスト」へ。久しぶりにチャリに乗ること10分、無事到着。入森料(でいいのかな)10000ルピアを払って中に入る。
 
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 中に入ると、いるわいるわサルとヒト。手元のパンフレットを見ると、サルはこの森に250匹もいるとのこと。一方ヒトの方は特に西洋人が多く、みんな入り口で買ったバナナを得意そうに猿に与えている。サルも嬉しそうである。
 ずーと見ていると、ヒトがサルを見ているのか、サルがヒトを見ているのか分らなくなってくる。まぁ両方だろう。中には熱心にサルに得々と話しかけている西洋人のおじいさんなんかも居て、心和む風景である。母国で飼育係でもやっていたのだろうか。

 ここウブドにはロバートハリス氏が経営するカフェがある、との情報を得ていたので、折角だから行ってみることに(僕は高校生のときに彼の著書を2冊読んでいたのだ)。自転車で中心部から外れること15分余り、無事に「カフェ・エグザイルス」に到着。昼飯時ということでミーゴレンとビールを注文する。早速店員さんに、「ロバートハリスさんって知ってる?」と聞いてみると、「・・・・・(この間10秒くらい)知ってるよ。」と明らかに知らなさそうな顔で言われる。そっかそっか、ふ~ん、なるほどね。


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 美味しいミーゴレンを食べて外に出る。時計を見ると13時前。自転車もあるしダラム・ウブド寺院に行こうということになり、もう一頑張りする。途中まではまぁまぁ平坦な道が続くのだが、途中から急な上り坂になり、自転車を押して歩く。ハァハァ言いながら30分くらい走って何とか寺到着。さっそく入ろうとすると何やらおっちゃんが言ってくる。入場料はいらないって聞いてたけど?と憎まれ口を叩くと、「布をつけろ」とのこと。
 しまった、ボロブドゥールはジャワ島だから要らなかったんだけど、ここはバリだから布巻かなきゃ寺には入れないんだ、と気付くが後の祭り。するとテキも巧いもので、隣のレンタル布屋を紹介してくれる。中に入ると、茶色のおしゃれな布が気に入り、スカーフもセットで買ってしまうことに。ちなみに25000ルピア(≒280円)。

e0009838_2223660.jpge0009838_22244100.jpg 布を巻き、下り坂を降りて寺院に入る。この寺院は8世紀、ジャワから来た高僧、ルシマルカンデャさんが建立したとのこと。その周辺にあった薬草、Ubadが訛って現在のUbudという地名になったらしい。ふむふむ。
 


 寺を見学した後、久しぶりの自転車で疲れたため宿に戻って休息をとる。あーだこーだと同行者とウブドの話をしていると夕飯時になり、今日は一つ日本食レストランに行ってみようという話が浮上し、「漁師」というレストランに向かう。店内に入ると魚がショーケースに並べられており、高級感漂う雰囲気。ロケーションの良い席に通してもらい、メニューを渡される。

 どきどきしながら同行者と一斉にメニューを開くと、同行者が途端に無口になるのが分かる。ぼくもやや動揺する。想像以上なのだ。しかしたまには贅沢してもいいだろう、と思い直して(この辺の切り替えのよさは僕らの数少ない長所である)カツ丼と海鮮サラダ、それにビンタンビールも頼む。

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 それで、出てきた料理がこちら。食べてみると、今まで他の国で食べた日本料理の中でも美味しい方であっという間に完食。満足して74000ルピア(≒820円)を払う。帰りにアグン山登山ツアーを代理店で予約(45$)。いよいよ明日の深夜から出発だ。
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by aciktim | 2005-09-18 22:30 |  -印度尼西亞 Indonesia
 コーランの音で5:00ころに眼を覚まし、急いでコーヒーだけの簡単な朝飯を摂る。7:10という超早朝フライトに乗るために6時前に宿を後にする。

 流しのタクシーに乗り、一昨日通った道を戻ること30分、空港に到着する。(それにしても空港に行く道って風景が物悲しく見えるのは何故だろう?←日記より抜粋)チェックインを済ませ、飛行機に乗る。機内で流れていた、アメリカの'GAGS'というしょうもないドッキリTVを見て笑っているうちにバリ到着。時間も早いし、気合いで全部ローカルベモに乗ってウブドまでいこう、と空港から少し歩いてベモを見つけ、とりあえずデンパサールまで行く。

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 30分くらい走って、ベモはデンパサールに到着する。運転手に聞くと、デンパサールからウブドへはクレネン・ベモステーションからベモが出ているとのこと。とりあえずふらふら歩こうとしていると、早速一台の悪そうなベモが待ち構えている。クレネン・ベモステーションに行きたい、という旨を伝えると、ウブドまでは乗り換えが多くて料金もあまり変わらないからこのベモに乗って直接行け、とのこと。そんなつもりはさらさら無かったので去ろうとすると、助手席に可愛い女の子を発見。娘さん?と聞くと、表情を崩し、「そうだ。可愛いだろ~」と悪質ベモ野郎から娘大好きお父さんに変身。娘さんは愛嬌があってすごいかわいい。乗ってしまいたいがこれはチャーターであるからローカルではない。さてどうしようか・・。

 結局3秒くらい悩んだ結果、2人で50000ルピア(≒550円)というのを確認して乗車する。先程までの意志はどこへやら(笑)。車内は広くて窓も開くし快適。同行者とフト湧いた疑問について話し合う。
 「この子なんで家にいないで車に乗ってるんだろう?奥さんに逃げられたのかな?」
 「そうだね~、この人ギャンブルとか好きそうな感じだし。愛想尽かして出てったんじゃん。」
 「この子かわいそうだねぇ。」
 「本当にね。娘さんに罪はないのに・・。」
 「この子には悪い男にだまされない眼をつけてほしいねぇ~。かわいいから心配だなぁ。」
 などと無責任で失礼な会話をして、しなくてもいい心配までしていること1時間半、ようやくウブド到着。勝手に自分たちで作ったこの話に同情して(バカですね)、3000ルピアくらいのチップをあげて車を降りる。お父さん、この子を大切にね。
 
 目星をつけておいた宿に向かう。その名も「Weni's Bungalow」。地図を見ながら歩くこと数分、無事到着。気の良さそうなお兄ちゃんに部屋をみせてもらう。最初に案内された部屋はすごい豪華である(といっても一泊100000ルピア(≒1100円)だからあくまでも僕らにとって、ってことですが)。でも値段はそんな高くも無いしまぁいいかな、とあまり宿にこだわらない僕がいいじゃん、と言うと、横で部屋を見ていた同行者がボソっとこう言う。
 「キレイすぎてやだ。
 なるほど。確かにここはキレイ過ぎるかもしれない。でも南京虫がいる部屋よりはいいじゃないか。そう彼女に言ってもきれいすぎてやだ、の一点張り。ということで彼女が宿のお兄さんに発した言葉がこれ。
 「もっと汚い部屋ありませんか?私、きたない部屋が好きなんです。
 宿のお兄さんは一瞬、は?という顔をしていた。そりゃあそうだろう。部屋がきたない、と抗議されることはあっても、部屋がきれいすぎる、と抗議する人はそうはいないはずだ。宿のお兄さんは「日本人分からない・・。」という顔をして、他の部屋を案内してくれる。確かにやや質は落ち、シンプルなつくりの部屋であった。彼女は先程とはうって変わって、この部屋には満足したらしく(僕には大差ないように見えたが)、早速チェックインする。ちなみに一泊80000ルピア(≒900円)。

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 まぁ今日は適当にジャランジャランしようということになり、ウブド市内を観光。ここはバリ島の中では「芸術の町」と位置付けられている通り、絵を売る店がやたらと多いのが印象的。どれもこれも前衛的で、アートは分からんなぁと歩く。
 メインロードJL Monkey forest(モンキーフォレスト通り)はやたらとツーリスティックだったため、さらに歩くこと30分余り、のどかな田園風景が拡がる道にでる。緑が豊かでホッとする光景でのんびりする。
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 ウブド初日はこのように終わった。良い時間が流れている。
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by aciktim | 2005-09-17 21:03 |  -印度尼西亞 Indonesia
 自分のアホさ加減に心底うんざりする夢を見て目を覚ます(詳細は書かないが「狸Bar」についての夢、とだけ明記しておこう)。ため息をつきながら、お湯を沸かそうと電気コイルをコンセントに差し込んだところで、何者かが部屋をノックする。どうやら朝飯のようだ。「テリマカシ」と言いドアを開け、持って来てくれたパンとコーヒーの簡単な朝飯を済ませる。

 昨日のボロブドゥール行きツアーを今日に変更しておいたため、午前中は空いている。当初は行く予定はなかったが、折角だからプランバナン寺院郡へ行こう、と同行者と話がまとまり宿を出る。
 
 昨日宿でもらったジョグジャカルタ周辺の地図で見ると、プランバナン寺院郡は市バスで行けそうな距離に見えたため、適当に歩いて市バスを探す。しかし道行く人に聞いてみると、どうやらその辺で直通バスをつかまえることは難しく、バスターミナルからしか出ていないとのこと。そこでバスターミナルまで歩いていこうとすると、さっきから僕と通行人のやりとりを見ていたバイチャーさん(ベトナムのシクロみたいなもの・自転車の前に人を乗っけてこぐ運転手)が、「無理無理、歩いてはいけないよ。5Kmもあるんだぜ。」と言ってくる。ここがインドだったら「はいはい」と無視するところだが、このお兄さんは嘘をついているようには見えなかったし、時間も余り無かったため乗ることに。2人で15000ルピア(≒160円)。
 
 30分くらい走ってバスターミナルに到着。するとバイチャーのお兄さんは「来い」と一言だけ言ってずかずか歩き、プランバナン行きのバスを見つけてくれる。ありがとうお兄さん。早速バスに乗り込むとバスはすぐに出発する(2500ルピア)。30分くらい走った後、無事プランバナン到着。 
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 入場料10ドルを払い早速内部へ。この遺跡は9世紀に栄えたヒンドゥー教国マタラム王朝時代に建造されたもので、現在世界遺産に登録されているらしい。
 
 ←これが中央のロロジョグラン寺院。シヴァ神殿でもあり、ラーマーヤナのレリーフなんかもあって楽しい。


 もっとゆっくりしたかったのだが、14時には宿に戻ってバスを待機していなければならないため、後ろ髪引かれる思いでその場を発つ。偶然通りかかったバスにジョグジャカルタ?と聞いてみると、乗れの合図。意気揚々と乗り込む。行きと同じ道を戻ること30分、再度バスターミナルに到着。時間がなかったため、その場に停まっていたタクシーに乗ってガルーダホテルの前まで行ってもらう。

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 街の中心部に着いたのが13:20。予定より早く帰ってくることが出来てホッとしていると、急にお腹が空いていることに気付く。早速宿の2軒となりの食堂へ。今回初のミーゴレン(焼きそば)を注文する。なかなか美味い。7000ルピア(≒80円)。満腹にはやや遠いため、同行者のも少し奪う。

 


 宿に戻るとすでにミニバスは来ており、早速乗り込む。のどかな田園風景をひた走ること1時間30分、ついにボロブドゥール到着。思えば今回の旅行の主な目的は、「ボロブドゥール訪問」と「アグン山登山」であったので、感慨もひとしおである。
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 10ドルの入場料を払って中に入る。チケットカウンターから歩くこと10分余り、ついにボロブドゥールとご対面。なかなか規模の大きい遺跡である(エラソーだな)。この仏教遺跡は8世紀に栄えた仏教国シャレイドラ王朝によって建造されたらしいのだが、未だに多くの謎に満ちているらしい。
 さっそく最上階に登って辺りを見回す。この寺院は高さが42Mもあるため、なかなか立派な景色である。ついに来たのだ、と物思いに耽っていると、どこか遠くのほうからコーランが聞こえてくる。ここジャワ島は現在イスラムが主流なのだ。普遍的なものなんてないんだなぁ、としみじみ思う。絶対的価値観なんて無いんだと。

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 このようにして慌ただしかったジャワ島観光は幕を閉じたのでした。

  ボロブドゥール遺跡写真のおまけ
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by aciktim | 2005-09-16 22:17 |  -印度尼西亞 Indonesia
 サヌールは朝日を見ることが出来るスポットとして知られている。今日からジャワ島へ行くため、折角だから朝日を見ようと思い6時ころ起きるが、外はあいにくの雨。早速得意技の2度寝をする。次に起きたのは9時。さて、今日は念願のボロブドゥールだ。

  いつもと変わらぬ果物つきの朝飯をなんとか全部食べて、荷造りを始める。飛行機の時間は12:40のため、10時過ぎに宿の料金を精算をしてそのまま出発。ありがとうkeke、マダムの笑顔がステキだった。マダムにさよならをしてからメインロードまで歩き、流しのベモに乗って空港まで行く。
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e0009838_21403978.jpge0009838_21404789.jpg 国内線空港使用料の30000ルピアを払っていざ搭乗。考えてみるとパスポートを提示しないで飛行機に乗るのは初めてだ。1時間くらい外の風景を愉しんでいるとジョグジャカルタ到着。
 
 荷物を機内持ち込みにしていたため颯爽と空港の外に出る。空港前でタクシーを拾い、ジョグジャカルタ中心部へ。中心に近づくにつれて学生らしき人の数が増えてくる。そう、ジョグジャカルタは学生の街なのだ。

 この街についての知識はまるでなかったため、タクシーの運転手に安宿の情報を聞いておいて、その案内してくれたとこに30分くらい走って到着。立派な外観にややひるむが、とりあえず値段を聞いてみると、「one night 80000ルピア(≒一人440円)」とのこと。時間もないし即決し、部屋を見てから荷物を置く。

 さっそくボロブドゥールへ行こうと外に出ようとすると、宿の親父がなにか話しかけている。聞いてみるとこの宿では毎日ボロブドゥールへのツアーを出しているとのこと。sunsetツアー(往復のトランスファー代)で50000ルピア。そんなに高くないし、正直市バスを探すのも面倒だったので、ツアーに参加することにする。ツアーは14時。あと30分余りしかないため、近くの商店でクラッカーと水を買って待機する。

 14時になったがミニバスは来ず、14時半になって一台のミニバスが宿の前で停まる。窓から運転手が僕らを呼び、車内に乗り込む。運転手さんは何故かしぶい表情をしている。そこで予想だにしなかった言葉を後部座席の僕らに吐く。
「おいジャパニーズ、ボロブドゥールは今日クローズだ。
 ・・・はい?
「今日は大統領が来ていて、一般客は入れない。明日なら行けるよ。」
 ・・・はい。

 明日じゃ困るんだ、と思ったが相手が大統領では仕方がない。帰りの便を変更するためにガルーダのオフィスへ行き、150000ルピアを支払い(何故かひどく高かった)明後日の朝の便に変えてもらう。その後急にヒマになったのでスーパーマーケットへ行って牛乳を買い、宿へ戻って日記を書きながら飲む。ゴクゴクゴク。

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 18時過ぎになり腹が減ったため、ジャランジャランしながら夕飯を食うところを探す。メインストリートへ行って適当に高くなさそうなところを発見。ナシゴレンと鳩の丸焼きを注文する。早速食べてみるとこれも美味い。ナシゴレンが5000ルピア(55円)、鳩の丸焼きが10000ルピア(110円)。値段も料理も満足して、ビールを買って宿に戻る。

 明日こそボロブドゥール開いてますように。アッラーさん頼みますよ。 
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by aciktim | 2005-09-15 22:54 |  -印度尼西亞 Indonesia