アジア中東旅行・日常生活などに関する手記であります。今は資金集めのために、日本で充電してます。


by aciktim
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カテゴリ: -本 ( 6 )

どうやら26年目を迎えたようす。おめでとう僕。

「誕生日おめでとう」ってあれかな。事故にも遭わず重い病気にもならず、ここまで無事に生きてこれてよかったね、ってことなのかな。だとしたらよかったよかった。9490日もよく生きてきたものだ。今ふと日にちを計算してみたけれど、僕の母親はなんと21×××日も生きてきたのか。参りましたよ、母さん。

e0009838_112324.jpg 話は変わって、『アルケミスト』を初めて読んでみました。僕は意外と(でもないか)『モモ』や『果てしない物語』なんていう寓話が好きなので、きっと面白く読めるだろう、と思っていたら、やはり楽しく読めました。羊飼いの宝探しの旅。やや自己啓発みたいなきらいはあったものの、錬金術なんかと絡めてぐいぐい引き込まれました。けっこうおススメ。

カリフラワーズって聞くと何の事だか分らないかもしれませんが(僕が知らなかっただけですが)、『ゆれる』のサントラ担当したグループ(?)といえばご存じの方も多いでしょう。一曲目がなかなかよいです。てくてくてくてくとゆっくり帰ろう~。
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by aciktim | 2008-02-20 01:14 |  -本

Haruki Murakami

前回、『謎とき 村上春樹』の話をちょっと出したので、今日は村上春樹のこと。

一番最初に手にとったのは高校生だった気がする。確か『風の歌を聴け』だったかな。文体が軽くて読みやすく、内容はPopで、読後は何ともいえない寂寥感を感じる、そんな印象。たちまち気にいり、続けて「僕」3部作を読み漁り、その期間は他の作品に目もくれず、スプートニクまで(その頃は海辺のカフカはでていなかった)一気に読了した記憶がある。

特に好きなのは、『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』。現実世界ともうひとつの世界が同時進行で展開していき、最後にぴたりと合致する。「物語」の要素がふんだんに入っていて、(エンデの『果てしない物語』とまではいかないけれど、それに似ているところもある)引き込む力を持っている小説。

今でも、新刊がでたら迷わず買う作家のひとり。話は変わりますが、年末に長く付き合っていた彼女と別々の道をいくことを決めたので、久々に『ノルウェイの森』を読んでます。(ここまで極端に別の道に進んだわけではもちろんない)。帯には、「100%の恋愛小説!」泣かせますね。


今年のささやかな目標。「1日3回ご飯を食べること。」
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by aciktim | 2008-01-16 00:15 |  -本

2008年の始まり

今年も一週間が終わったようです。
ここで、今年初めて読んだ本を。

石原千秋『謎解き 村上春樹』

大学で石原先生の講義(おもに漱石の『こころ』)を受講して以来、テクストの読み方を知り、それ以降小説という媒介を適切な距離をもって読めるようになりました。そこで僕の好きな村上春樹。思わず手にとって、実家の横須賀へ行く途中に買いました。

やや酒が残っているので続きはまた今度。
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by aciktim | 2008-01-08 00:56 |  -本

『エベレストを越えて』

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 こんな日常(連休がない毎日)だからこそ読みたくなる本、植村さんの『エベレストを越えて』。「冒険家」って職業がまだあったころの話です。

 立ってみたいものですね。地球で一番高いところって。
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by aciktim | 2006-06-03 21:35 |  -本

『ワイルドスワン』

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 さて久々の更新は最近読んだ本、張戎(ユンチアン)さんの大書『ワイルドスワン』でも。
 この本は、1909年に生まれた著者の祖母から張戎さんまでの、女性の3代記(著者の母も含む)を膨大な資料を基に忠実に記したものです。


 

 みなさんご存知のように、中国の20世紀って混乱の世紀ですよね。清が滅びてから中華民国建国、そして日本による占領から国共による内戦なんかがあって1949年には中華人民共和国建国。しかしこれでも落ち着かず、毛沢東による大躍進政策や文化大革命など、波乱万丈でした。

 さて、感想はといえば…いかんせん重たい。全部で800ページ近くあるのですが、笑うシーンは一切ありません。もうひたすら不幸です。筆者が1952年生まれなので、本の半分くらいは文革で占められているのですが、これが本当に酷すぎる。人間の負の心(嫉妬や怨恨など)を無理やり引き出して、階級闘争と称して大量の人間を「走資派」、「右傾反革命者」と名づけ犯罪者扱いする。これは一体なんだったのか、と愕然とします。

 文革期の中国の様子を知りたい方にはお勧めです。文章も巧いので、すらすら読み進めることが出来ますし。正直どっと疲れる本なので、気力のあるときに読んでみてください。
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by aciktim | 2005-12-20 13:03 |  -本
 降っては止み、止んでは降る雨に困らされた一日でしたね。

 今日は大学で大江健三郎氏の著書『見るまえに飛べ』を借りてきて、さっそく彼が東京大学在学中に執筆した作品、『奇妙な仕事』を読んでみました。
 
 今までなぜか大江健三郎氏の小説を読んだ事がなかったのですが、(別に避けていたわけではなくて、たまたま機会が無かったということ)これを読んで後悔しました。「もっと早く読んでおけばよかったなぁ」と。

 この本の内容はタイトルにある通り、「奇妙な仕事(=犬を殺す仕事)」を補助する「僕」を含む3人のアルバイトの学生と、棒と刃物で犬を実際に殺す「犬殺し」、事務員らを描いた20ページの短編です。詳細はこれから読む方のために書きませんが、印象に残った言葉を一つ。
 
 「犬は殺されてぶっ倒れ、皮を剥がれる。僕らは殺されても歩きまわる。しかし、皮は剥がれている。」

 完全に理解したとは言えませんが、言いたいことの雰囲気は掴めたと思います。おそらく、我々人間は「伝統的な文化の泥にまみれて」いる。だから、消耗して神経をすり減らして毎日を送っていかねばならない。そのように日常を送っていると、「皮」という「象徴(個性)」は必要不可欠なものではなくなり、いつの間にかどこかに棄ててきてしまっているのだ、それはおそらく本人も気付かないうちに。

 誤った解釈かもしれませんが、僕はこう読みました。多少傲慢な言い方ですが、小説の解釈なんて自由ですもんね。これから僕自身はやや忙しくなりますが、断続的に大江健三郎氏の著書は読んでいきたいと思います。終わり。
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by aciktim | 2005-07-04 23:59 |  -本